市販のヨーグルトを種にしてヨーグルトを自作する
小腹がすいたときにお菓子ばっかり食べてると太っちゃうからな~という理由でヨーグルト食べまくってた時期があります。
でも毎回買うのは馬鹿らしい。とはいっても種菌を買うほどでもない。そんな時に見出した私流の市販のヨーグルトを種としてヨーグルトを自作方法を紹介したいと思います。
用意するもの
・市販のヨーグルト(お好きなもの)
・適当な牛乳
・容量が400ml~500mlくらいの蓋付きの容器×2
・大きなスプーン(カレー用くらいの)
これだけ。容器とスプーンに関しては清潔であることは不可欠です。念入りにやるなら熱湯で消毒した方が良いかもしれません。私は食洗機で洗ったものをそのまま使っておりますが。
ヨーグルト・牛乳の種類は何でも平気だと思います。個人的にはカスピ海ヨーグルトが好きで使ってます。酸味が少なく、ねばっとした感じのおかげか食べごたえがある気がするので。牛乳は今はメグミルクで作ってます。アカディ―や低温殺菌牛乳でもちゃんとできました。低脂肪や無脂肪は試したことないので知らんです。
手順
・2つある容器のうち、1つに市販のヨーグルトを入れる。だいたいスプーン3,4杯くらいかな。少なすぎるよりは多い方が良いので、もっと多くても可。
・その容器に牛乳を注ぐ
・ふたをして常温で放置(長くて丸1日くらい)
・ヨーグルト完成!
はい簡単!
え?容器2ついらないって?実は2つ目の容器はこの後使います。
以下、容器①、容器②と表記します。
上の手順で容器①にヨーグルトが完成しましたね。
この完成したヨーグルトからまたスプーン3,4杯分すくって容器②に移しておきます。そして容器①のヨーグルトを食べ進める間に、容器②に牛乳を注ぎ、ヨーグルトを作ります。
容器①のヨーグルトを食べきったら、容器①をきれいに洗います。そこに容器②のヨーグルトをまた入れます。そして今度は容器②のヨーグルトを食べ進める。
つまり、①→②→①→②→…とヨーグルトを移動させつつ新たに生産していくわけです。
一本だけでも十分にヨーグルトは作れますが、どうしても雑菌が入ります。そのため、食べ進めつつ2,3回牛乳を継ぎ足しているとカビが生えてきます。
ですが、上記の方法でも雑菌は入るでしょうが、定期的に容器が入れ替わるので比較的雑菌が繁殖しにくいです。
また、2本体制にすることによって、食べられる状態でヨーグルトを常備することができます。
一本だと継ぎ足した後、ヨーグルトが完成するまで待つ必要があります。2本であれば、片方を食べ進めつつ、(ヨーグルトの完成するタイミングを逆算して)もう一方の容器に牛乳をそそけば、常に完成して食べられる状態のヨーグルトを用意しておけるわけです。
ヨーグルトの完成に時間がかかるようになったら
何回も繰り返すうちに牛乳が固まるのに時間がかかったり、カスピ海ヨーグルトの場合で言うと粘り気が少なくなる時があります。
そういうときは乳酸菌が弱っている状態です。そのまま作り続けようとしてもなかなかうまくできません。常温で放置する時間が伸びるとカビも生えやすくなります。
なので、そういう場合(できればそうなる前に)は、しばらく菌を休めておくとよいです。冷蔵庫で保存し、しっかり固まるor粘り気が出るまでほっときます。そうなれば乳酸菌が復活しているのであとはまたいつも通りに戻ってOK
待ってられないよーっていう人はスーパーでヨーグルト買ってきて元気な菌を入れてあげればよいかと思います。
以上、ヨーグルト自作したいけど種菌買うほどでもないというずぼらな私が行っているヨーグルト製作法でした。市販のヨーグルトを用いるのでお好みのヨーグルトで作れるのも良いところだと思います。
また、このやり方でもカビが生えることはもちろんありうるので、何かヨーグルトに異常を感じたら廃棄して新たなヨーグルトを買って作ることをお勧めします。
ぜひおためしあれ。